鉄骨鍛冶工事
鉄骨鍛冶工事とは?
あらかじめ用意された設計と寸分の違いもなく、鉄骨を正確に組み上げるために必要な作業が、鉄骨鍛冶工事です。
卓越した技術を持つ鍛冶工が、大小様々な規模の鉄骨造建築物を組み上げていきます。
高層ビルや建物がこの先何十年と安定して建ち続けるためには、寸分のずれも許されません。
構造的な専門知識知識・高い溶接技術・あらゆる現場に対応できる経験を必要とする、職人ならではの工事です。
本締め工事
中でも、もっとも肝心な段階は「ボルト入れ・本締め作業」と呼ばれる工程です。
建方で組み上げられた鉄骨は、通常『仮ボルト』と呼ばれるもので接合されています。
鉄骨を各ブロックで組み立てる際には、まず仮ボルトを入れて鉄骨の精度を出します。
本締めを行う『本ボルト』を入れるのは、こうした丁寧な仮止めを行った後です。
こうすることにより、すべてのボルトは一次締めの段階で正確な位置に固定され、最終的な本締めの際、動かないよう一層強く締めこむことができます。
決して楽ではない作業ですが、その分、建築物の屋台骨となる鉄骨の強度を確立させることのできる工程です。
職人による完璧な管理
東翔ホールディングスには、これまで数多くの鉄骨鍛冶工事を手掛けてきた実績を持つ職人(鉄骨鳶)が多数在籍。鉄骨制作の工場政策段階から現場施工までワンストップで管理することで、わずかな誤差も許さない体制を整えています。
設計段階からの実現可否のご相談や、過去の実例など、お気軽にお問合せください。